ENFPとESFPの違いを具体的に解説!人事に活用するヒント【MBTI診断】
こんにちは!自分軸で生きるヒントや、理想の未来を自由にデザインするための情報を発信しています。未来デザインラボ代表のもぴです。
私はISD個性心理学のマスターインストラクターとして、個人の気質をチームで共有してチームビルディングに活かしたり、自己・他者理解に活かすためのコンサルをしています。
【MBTI診断】は、診断で何を選ぶかによって多少変化するものですが、活用することで、社員の特性を正確に理解し、適切な役割を割り振ることが可能になります!
今回は、ENFP(冒険家型)とESFP(エンターテイナー型)について解説します。どちらも外向的でエネルギッシュなタイプですが、仕事で得意な分野や、もっている才能については明確な違いがあります。
この記事では、ENFPとESFPの特徴、得意分野、苦手分野、適切なコミュニケーション方法、モチベーションの高め方を解説し、それぞれの違いを活かす人事配置のヒントをお伝えします。
ENFPとESFPの基本的な特徴
ENFP(冒険家型)の特徴
- 自由な発想と創造力で、新しいアイデアを提案するのが得意。
- 好奇心旺盛で、多様な分野に興味を持ち、挑戦を楽しむ性格。
- 長期的な可能性を探求し、変化を起こすリーダーシップを発揮する。
- 感情的なつながりを重視しつつ、未来志向の行動を好む。
ESFP(エンターテイナー型)の特徴
- 人を楽しませる能力が高く、場の雰囲気を盛り上げるムードメーカー。
- 現実的で実践的なアプローチを好み、今この瞬間に集中する。
- 他者への共感力が強く、感情面での調和を大切にする。
- 実際の行動や経験を通じて学ぶことを好む傾向がある。
違い:
ENFPは「未来志向のアイデアや可能性」を重視し、ESFPは「現実的で今この瞬間を楽しむ行動」に強みがあります。
得意分野と向いている仕事
ENFPの得意分野と向いている仕事
- 得意分野
- 新しいアイデアの提案や革新の推進。
- 他者を巻き込む力を活かしたリーダーシップ。
- 長期的なビジョンを描く企画や計画。
- 向いている仕事
- 起業家、新規事業開発、マーケティングディレクター、イベントプランナー
ESFPの得意分野と向いている仕事
- 得意分野
- 他者を楽しませるコミュニケーション能力。
- 実践的な行動と即応力。
- 感情的なサポートや調整。
- 向いている仕事
- 広報、カスタマーサービス、エンターテイナー、ホスピタリティ業界
違い:
ENFPは「未来志向のプロジェクト」で力を発揮し、ESFPは「人間関係や実践的なサポート」に向いています。
苦手分野
ENFPの苦手分野
- 繰り返しの多いタスクや、厳格なルールに縛られる環境では力を発揮しにくい。
- 短期的な結果を重視する場面では集中力を欠くことがある。
ESFPの苦手分野
- 長期的な計画や戦略的な分析を求められる場面では苦手意識を持つ。
- 冷たい競争的な環境や感情を無視される状況ではモチベーションが低下しやすい。
違い:
ENFPは「ルーティン業務」に弱く、ESFPは「長期的な計画や競争」にストレスを感じます。
コミュニケーションの取り方
ENFPへの接し方
- 自由な発想を尊重し、挑戦の場を提供する。
→ 例:「この新しいプロジェクトで、あなたのアイデアが必要です」と伝える。 - フィードバックでは、未来志向の視点を共有しつつ、成果を認める。
ESFPへの接し方
- 感情に寄り添い、チームや人間関係を大切にする姿勢を示す。
→ 例:「あなたがいるとチームの雰囲気がとても良くなります」と伝える。 - フィードバックでは、具体的な努力や成果をポジティブに評価する。
違い:
ENFPには「挑戦の場と自由な発想」が効果的で、ESFPには「感情への配慮と具体的な称賛」が適しています。
モチベーションの高め方
ENFPの場合
- 自分のアイデアや発想が形になるプロセスを楽しめる環境で意欲を発揮する。
→ 例:「この企画を成功させる鍵を握っているのは、あなたのクリエイティブな力です」と伝える。 - 多様な挑戦や新しい経験を積める機会を提供するとさらに意欲が高まる。
ESFPの場合
- 他者とのつながりを感じられる場面や、感謝される環境で力を発揮する。
→ 例:「あなたのおかげで、みんながこのプロジェクトを楽しめています」と伝える。 - 実践的で、結果がすぐに見えるタスクを提供するとモチベーションが向上する。
違い:
ENFPは「挑戦と創造」に動機付けられ、ESFPは「つながりと実践」に意欲を感じます。
考察|ENFPとESFPの違いをどう活かすか
ENFPの活かし方
ENFPは、新しい企画や変化を求める環境で力を発揮します。自由な発想を活かせる場を提供し、長期的な可能性を描けるタスクを与えると、さらに大きな成果を期待できます。ただし、ルーティン業務が多い場面ではサポートが必要です。
ESFPの活かし方
ESFPは、他者とのつながりを重視する役割や、実践的な仕事で力を発揮します。感情的なサポートや調整が必要な場面では特に強みを発揮しますが、長期的な計画や競争的な環境ではフォローが求められることがあります。
まとめ
- ENFPは「自由な発想と長期的な可能性」を活かす役割に最適。
- ESFPは「感情的な調和と実践的なサポート」を活かす役割に最適。
それぞれの違いを理解し、適材適所の配置を行うことで、組織全体のパフォーマンスを最大化できます!
この記事が、ENFPとESFPの違いを理解し、より良い人事配置のヒントになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!