INTJとINTPの違いを具体的に解説|見分け方と人事のポイント

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こんにちは!自分軸で生きるヒントや、理想の未来を自由にデザインするための情報を発信しています。
コンサルタントのもぴです。

【MBTI診断】を活用し、社員の性格に合った環境を作ることは、人事配置を成功させるために非常に有効な方法です。

特に、INTJ(戦略家型)INTP(論理学者型)は似ているようで、実際には仕事の進め方や強みが異なります。

この記事では、INTJとINTPの基本的な特徴から、得意分野、苦手分野、コミュニケーションの取り方、モチベーションの高め方、そして考察までを詳しく解説します。

違いを理解し、それぞれの特性を活かす人事配置のヒントをお伝えします。


INTJとINTPの基本的な特徴

INTJ(戦略家型)の特徴

  • 長期的な視野を持ち、戦略的に物事を進める計画性が強み。
  • 自信に満ちた判断力と、目標達成のための高い集中力を持つ。
  • 理論的で効率重視、結果を追求する姿勢を貫く。
  • 現実的な問題解決を好み、革新を実現するための努力を惜しまない。

INTP(論理学者型)の特徴

  • 知的好奇心が旺盛で、複雑な問題の理論的な解明を楽しむタイプ。
  • 自由な発想と柔軟なアプローチで、新しいアイデアを次々と生み出す。
  • 独立心が強く、既存のルールや枠組みに縛られるのを嫌う。
  • 結果よりもプロセスや発見そのものを重視する傾向がある。

得意分野と向いている仕事

INTJの得意分野と向いている仕事

  • 得意分野
    • 長期的な戦略の構築
    • プロジェクトの計画と実行
    • データ分析や効率的な組織運営
  • 向いている仕事
    • 経営コンサルタント、戦略プランナー、エグゼクティブリーダー、ITアーキテクト

INTPの得意分野と向いている仕事

  • 得意分野
    • 複雑な問題の解決や新しい理論の提案
    • 発想力を活かした革新的なアイデアの提供
    • 深い分析と理論の構築
  • 向いている仕事
    • 研究者、エンジニア、プログラマー、データサイエンティスト

違い
INTJは「実現可能な戦略を緻密に計画する」ことに長けており、チームを動かして成果を出します。一方、INTPは「自由な発想で革新を生む」ことが得意で、枠にとらわれない独創的な視点を提供します。


苦手分野

INTJの苦手分野

  • 感情的な問題や曖昧な指示に対して抵抗感がある。
  • 繰り返しの多い単純作業や即興的な対応はストレスを感じやすい。

INTPの苦手分野

  • 厳格なルールや細かいスケジュールに従う環境には適応しにくい。
  • 短期的な成果を求められる場面では、集中力を欠くことがある。

違い
INTJは「曖昧さ」に弱く、明確な方向性を求めます。INTPは「ルールや制約」に弱く、自由な発想を妨げられることを嫌います。


コミュニケーションの取り方

INTJへの接し方

  • 論理的で簡潔な説明を重視し、具体的な目標を提示する。
    → 例:「このプロジェクトの成功には、あなたの長期的な視点が必要です」
  • フィードバックは結果に基づいた客観的な評価を行うと効果的。

INTPへの接し方

  • 自由な発想を認め、進め方を任せる。
    → 例:「あなたの独創的な視点で、この課題をどう解決できるかを考えてほしい」
  • プロセスを楽しむ傾向があるため、進捗確認を柔軟に行うことが大切。

違い
INTJには「結果重視の明確な指示」が有効で、INTPには「自由な発想を引き出す問いかけ」が効果的です。


モチベーションの高め方

INTJの場合

  • 長期的な目標や大きな責任を与えられると意欲が高まる。
    → 例:「この計画の成功が、会社の次のフェーズに直結します」
  • 成果が認められる環境で、さらに挑戦的なタスクに意欲を示す。

INTPの場合

  • 知的好奇心を満たすテーマや課題を与えることでモチベーションが向上する。
    → 例:「この新しいアルゴリズムを構築する方法を試してみてほしい」
  • 結果よりもプロセスを楽しめる環境を作り、自由な試行錯誤を許容する。

違い
INTJは「明確なゴール」と「責任感」に意欲を感じますが、INTPは「自由な探求」と「知的な挑戦」に動機付けられます。


考察|INTJとINTPの違いをどう活かすか

INTJは、計画的かつ効率的な方法で目標達成に向かうリーダーとして活躍します。一方で、感情的な問題や曖昧な状況には適応しづらい面があります。そのため、具体的な指示や論理的な環境を整え、長期的な視点を活かせるタスクを与えることが重要です。

INTPは、創造的な発想や知的な探求で革新的な結果を生み出します。ただし、厳格なルールや制約が多い環境では力を発揮しにくい傾向があります。そのため、自由な発想を尊重し、挑戦的な課題を提供することで能力を最大化できます。

まとめ

  • INTJは、目標達成のための「実行力」と「計画性」を活かし、戦略的な役割に配置するのが最適です。
  • INTPは、革新や問題解決における「独創性」と「分析力」を活かし、研究開発や新規プロジェクトに適しています。

それぞれの特性を理解し、適材適所に配置することで、個々の才能を最大限に引き出す人事を実現できるはずです^^


この記事が、INTJとINTPの違いを理解し、より良い人事配置を実現するきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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人生を自由にデザインするWEBマガジン担当者
webマガジン運営。未来デザイン講座主宰。自分軸で生きるヒントや、理想の未来をデザインするための実践的な情報をお届けしています。

好きなことは、ブログを書くこと、ピアノ、歌、旅行、ドライブ、居酒屋、読書、海。

1987年うまれ。兵庫県在住。3児のシングルマザー。
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